岡山・美作の突風は「竜巻の可能性高い」
岡山県美作市で19日夜、突風が吹き、民家の屋根が吹き飛ばされ、女性2人が軽傷を負うなどした災害で、被害は同市安蘇、下山両地区を中心に住宅計73棟に上ったことが、同市災害対策本部の調査でわかった。
岡山地方気象台は20日、現地調査の結果から、安蘇地区などで起きた突風は竜巻の可能性が高いと発表した。
対策本部によると、屋根が吹き飛ばされた民家が2棟、窓ガラスが割れるなどした一部損壊が71棟。同市安蘇で軽乗用車が約100メートル飛ばされて水田に落ちているのが見つかったほか、両地区で瓦などが当たってガラスが割れたり、ボンネットがへこんだりした自動車が計10台あった。同市安蘇の市道2か所でアスファルトの路面の一部がはがれるなどしていた。
同気象台職員4人でつくる気象庁機動調査班は20日朝から、現地で被災した民家などを撮影、住民から当時の風の状況を聞き取るなどした。
被災した両地区では、早朝から、住民らが庭や道路に散乱した瓦やがれきなどを片づけ、瓦が飛ばされた屋根に防水シートをかぶせるなどの作業に追われた。
(2009年7月21日00時11分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090721-OYT1T00002.htm
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