shoebill、whaleheaded stork
[学名:Balaeniceps rex]
鳥綱コウノトリ目ハシビロコウ科の鳥。この科Balaenicipitidaeの唯一種で、形態、大きさともにコウノトリ類に似ているが、大きな頭と木靴のようなかっこうの巨大な嘴(くちばし)が特徴である。全長約1.2メートル。羽色は全身スレート灰色で、背には緑色光沢がある。雌雄は同色、幼鳥は褐色に富んでいる。白ナイル上流地方の人跡まれな沼沢に分布しているが、数は多くない。昼間はアシやパピルスの間に隠れていて、夕方出て魚、カエル、小形のヘビなどを捕食する。魚類では肺魚やナマズ類をよくとる。巣は湿地の地面に枯れ茎や枯れ葉を積み上げてつくり、1腹1、2個の卵を産む。抱卵期間は約30日。雛(ひな)には主としてオタマジャクシを与えるといわれている。世界の動物園での繁殖例はない。国内では上野動物園、千葉市動物公園、伊豆シャボテン公園で飼育例がある。
[ 執筆者:森岡弘之 ]

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