2009年9月29日星期二

国内最古、約12万年前の石器発見…出雲の砂原遺跡

国内最古、約12万年前の石器発見…出雲の砂原遺跡
 島根県出雲市多伎町の砂原遺跡で、約12万年前の中期旧石器時代の地層から、国内最古とみられる石器20点が見つかった。


 同遺跡学術発掘調査団(団長=松藤和人・同志社大教授)が29日、発表した。これまで最古とされてきた遺跡よりも数万年さかのぼる可能性がある。

 石器は長さ5・2~1・5センチで、材質は石英や流紋岩など。表面の状態から石を繰り返したたきつけるなどして加工したらしい。

 調査地は丘陵地の斜面にあり、今年8月、成瀬敏郎・兵庫教育大名誉教授(自然地理学)がナイフ状の石器1点を発見し、松藤教授らに調査を依頼。周辺を発掘したところ、19点が見つかった。出土地層のすぐ上の火山灰層などから、石器の年代を判断した。

 日本の前・中期旧石器時代については、「旧石器捏造(ねつぞう)事件」で、存在がほぼ否定されたが、今回の発見は、同時代の研究を再構築する上で貴重な成果となる。

(2009年9月29日18時26分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090929-OYT1T00928.htm?from=top

2009年9月27日星期日

死亡ひき逃げ:1割が時効 殺人の2.5倍 毎日新聞調査

死亡ひき逃げ:1割が時効 殺人の2.5倍 毎日新聞調査

2009年9月27日 2時30分 更新:9月27日 2時34分 

容疑者が逮捕されないまま公訴時効が成立した死亡ひき逃げ事件が、04~08年に151件あったことが、毎日新聞の全国調査で分かった。法務省は、交通事故に関する時効を集約しておらず、死亡ひき逃げ事件の時効件数が明らかになるのは初めて。発生件数に対する時効が成立した割合は、殺人の2.5倍に達していた。

 死亡ひき逃げは業務上過失致死(07年6月から自動車運転過失致死)と道路交通法の救護義務違反の罪に問われ、時効は5年(道路交通法改正で07年9月から7年)。

 被害者が死亡するという結果は同じでも、死亡ひき逃げは法的に過失に分類され、故意の殺人罪とは、時効(15年、05年から25年)や罪の軽重に大きな違いがある。

 警察庁によると、全国で99~03年に起きた死亡ひき逃げ事件は計1516件。調査では、このうち約10%の151件が04~08年に時効になっていた。

 一方、殺人事件は89~93年に年間1215~1308件(計6221件)発生しているが、法務省の統計によると、15年後の04~08年の時効成立は約4%にあたる255件。発生件数に占める死亡ひき逃げ事件の時効が成立する割合は、殺人の2・5倍となる。

 時効成立の年別では▽04年22件▽05年35件▽06年35件▽07年34件▽08年25件。都道府県別で多かったのは、千葉の14件、神奈川の12件、埼玉、愛知の各11件。死亡事故発生件数が多い都道府県では、死亡ひき逃げの時効が成立する件数も多い。

 ひき逃げは、車のガラスや塗膜片など現場に物証が残っている場合が多い。その半面、被害者との接点がないことがほとんどで、交遊関係の捜査で容疑者が浮上する可能性は少ないことが殺人事件とは異なる。

 法務省は、殺人、傷害などの刑事事件の時効は集計しているが、死亡ひき逃げ事件については、交通事故としてカウントしているため、時効件数は把握していない。【山本浩資】


http://mainichi.jp/select/today/news/20090927k0000m040128000c.html

2009年9月25日星期五

千円札コピー11枚、小6男児「自販機で試そうと」

千円札コピー11枚、小6男児「自販機で試そうと」
 千円札をカラーコピーして偽造し、雑貨店で使ったとして、香川県警は25日、県内の小学6年の男子児童(12)を通貨偽造、同行使の非行事実で補導した、と発表した。

 男児は非行事実を認め、「自動販売機で使えるか試そうと思って作った」などと話しているという。

 発表では、男児は9日頃、自宅で千円札を片面ずつカラーコピーし、ノリで張り合わせて11枚を偽造。10日午前11時頃、休み時間に学校近くの雑貨店で1枚を使ってジュースとガム計150円分を買ったとされる。偽札と気づかれず、お釣りをもらったという。

 地元の教育委員会などによると、学校の廊下で12日、偽札が落ちているのを教諭が見つけ、この男児が「僕がやった。店で使った」と話したため、県警に届けた。

 男児が「友だちにあげた。残りは捨てた」などと話したため、県警は友だちから、残っていた1枚を押収した。

(2009年9月25日20時23分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090925-OYT1T01007.htm

2009年9月23日星期三

<新型インフル>小学生でも脳症発生 日本小児科学会で報告

<新型インフル>小学生でも脳症発生 日本小児科学会で報告
9月23日21時24分配信 毎日新聞

 東京都内で23日に開かれた日本小児科学会の新型インフルエンザ緊急フォーラムで、季節性に比べ年齢の高い小児の脳症が多く発生していることが報告された。同学会は学会内に対策室を設け、重症例の把握に乗り出す。

 同学会によると、季節性インフルエンザの場合、脳症は2~4歳に多い。しかし、23日までに判明した新型インフルエンザでは、小児の脳症20例のうち、患者が最も多いのは7歳で、10歳以上も約4分の1を占めた。脳症患者の約2割に、ぜんそくの持病があった。

 14例あった重症肺炎(ARDS)では、5例でぜんそくの持病があった。都内の病院は、季節性では少ない呼吸障害の入院患者が、新型では8割以上を占めたと報告した。

 全国で最も早く流行した沖縄県の県立南部医療センター・こども医療センター(南風原町)は、ピーク時の1週間に5人の小児が肺炎や脳症の疑い、心筋炎などで相次いで入院。小児用集中治療室が満員になり、手術の延期などで対応したことを報告した。うち8歳以上が3人で、年長児が多い傾向という。同センターの中矢代真美医長は「流行が始まる前に、各地域で重症の子供をどれだけ治療できるか確認し、体制を整えてほしい」と話した。

 同学会は会員の小児科医に対し、肺炎や脳症、心筋炎などの重症例や、治療過程を報告するよう要請しており、重症例の治療ガイドラインを近く公表する方針だ。【江口一】

 【ことば】▽インフルエンザ脳症▽ 急な高熱の後、突然けいれんが続いたり、意味不明の言動や意識障害を起こす。体内のウイルスへの免疫反応が激しすぎて脳が腫れたり、血管や臓器が傷ついて発症するとみられている。

http://mainichi.jp/select/today/news/20090924k0000m040079000c.html

2009年9月22日星期二

手塚治虫さんの「火の鳥」、仏像彫刻師らが制作

手塚治虫さんの「火の鳥」、仏像彫刻師らが制作

漫画家・手塚治虫(1928~89)の名作をモチーフにした「火の鳥」の彫刻が京都市中京区の京都国際マンガミュージアム1階ホールに設置され、22日、除幕式が行われた。

 素材はベニマツで、縦4・5メートル、横11メートル、重さは約500キロ。仏像彫刻師の須藤光昭さん(64)ら7人が、半年がかりで完成させた。

 制作にあたって、火の鳥全巻を読破した須藤さんは、「宇宙で躍動する姿をイメージした。明日に向けての希望を感じてもらえたら」と話していた。

仏像彫刻師の技術で制作された「火の鳥」のオブジェ=源幸正倫撮影





(2009年9月22日20時35分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090922-OYT1T00650.htm

2009年9月21日星期一

「ポニョの海辺」埋め立て計画、宮崎監督が思い語る

「ポニョの海辺」埋め立て計画、宮崎監督が思い語る

万葉集にも詠まれた広島県福山市の景勝地・鞆の浦の埋め立て・架橋事業を巡り、計画に反対する住民らが県に埋め立て差し止めを求めた訴訟の判決が10月1日、広島地裁で言い渡される。

 鞆の浦に滞在し、映画「崖(がけ)の上のポニョ」の構想を練ったという宮崎駿監督(68)が、判決を前に読売新聞のインタビューに応じ、開発か、景観保護かで揺れる鞆の町への思いを語った。(諏訪智史)

       ◇

 スタジオジブリの社員旅行で初めて鞆の浦を訪れた時、たまたま泊まったのが崖の上の家だった。(ポニョの制作を前に)その家が気になって、2005年2月から約2か月間、滞在した。

 家の窓から海の景色を毎日見ていて、海に色々な表情があることがわかっておもしろかった。鞆の浦に行かなければ、ああいう映画にはならなかったと思う。

 埋め立て・架橋事業については、自分なりの考えは持っているけれど、賛成か反対かを主張する気はない。地元の人たちが決めることだと思う。

 ただ、過疎化や高齢化が進むことで感じるさみしさを、事業で埋められると考えている人がいれば、それは錯覚だと言いたい。

 鞆は、僕が住んでいる埼玉県所沢市よりもお年寄りが住みやすい町だ。僕も含めて、年を取ると、友人は死んでいくし、さみしい思いをいっぱいする。そのさみしさは、橋を架けても、摩天楼を建てても変わらない。じゃあ、橋を架けなければバラ色の未来が広がるかというと、それも違う。

 判決が出て、勝った、負けたで何が変わる訳ではないが、もし、景観を守ることが大事だという判断が出れば、日本の法制史上、大事な一歩になると思う。

 どういう判決でもしこりは残るだろう。狭い町の中で住民が賛成、反対に分かれていることは損なことだ。橋を架ける、架けないとは違うレベルで知恵を出し合ってほしい。そうすれば、鞆を穏やかで住みやすい町にしていけると思うし、若い人もやがて来るはずだ。

 ◆鞆の浦の埋め立て・架橋事業◆

 沿岸の約2ヘクタールを埋め立て、179メートルの橋などを整備。反対派住民らは2007年4月、埋め立て免許差し止めを求めて提訴。県は08年6月、国に免許を認可申請している。

思いを語る宮崎駿監督(東京・小金井市で)=岩波友紀撮影



(2009年9月21日13時02分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090921-OYT1T00071.htm

「波兒的崖岸」擬填海築橋 日本居民興訟為保育
(明報)2009年9月22日 星期二 05:05
【明報專訊】日本 電影《崖上的波兒》中怡人的寧靜崖岸海濱,可能面臨重大變化。現實中為動畫大師宮崎駿帶來靈感的廣島福山市海岸,最近因一項縣政府的開發案,需要填海和起高架橋,激起當地居民反對。

受影響的海岸位於福山市沼隈半島南端的風景名勝「[革][丙]之浦」([革][丙]音tomo,是日語特用漢字,意指射箭時穿戴在左前臂的皮套)。2005年,《崖上的波兒》製作隊曾於當地一個海邊懸崖住了約兩個月,最後將那兒的優美景色融入動畫中,電影中很多畫面背景,就基本上來自[革][丙]之浦。

宮崎駿﹕應由居民決定

但縣政府計劃耗資55億日圓 ,填海約2公頃土地,以興建一座179米長的高架橋、公園和停車場。工程不僅改變海岸線,江戶時代的港灣設施如「常夜燈」和「雁木」等都會被大橋擋著,《崖上的波兒》裏呈現過只有退潮才外露的船舶維修廠也會受破壞。

填海工程引發當地居民強烈反對,興訟阻止工程。宮崎駿向《讀賣新聞》表示,工程進行與否,應由當地居民決定。他認為,若有人因為當地人口老化嚴重,以為藉工程能推動地方發展,便是一個錯誤的想法。

讀賣新聞
.

2009年9月20日星期日

クレヨンしんちゃん:遺体は作者の臼井さんと確認

クレヨンしんちゃん:遺体は作者の臼井さんと確認

行方不明になっていた人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人=本名・臼井義人=さん(51)について、群馬県警は20日、群馬、長野両県にまたがる荒船山(標高1423メートル)で見つかった遺体を臼井さんと確認したと発表した。歯型などの特徴が一致したという。

 群馬県警によると、臼井さんは荒船山の絶壁「艫(とも)岩」の頂上にある展望台から転落したとみられ、遺体は垂直に切り立った艫岩の真下約120メートルの場所にあった。遺体発見現場から約50メートル離れた斜面で遺留品とみられるベージュ色のナップザックも見つかった。19日午前に登山者の男性が遺体を発見し、県警のヘリコプターが20日午後に遺体をつり上げ、下仁田署で身元を確認した。臼井さんの家族も駆けつけ、無言の対面をした。

 県警によると、艫岩の展望台に転落防止用の柵はないが、登山コースは絶壁から奥まった所にあり、最近事故が起きたことはないという。

 捜索願が出されていた埼玉県警春日部署などによると、臼井さんは普段からよく山登りに行っていたといい、11日朝も「荒船山に行く」と言って、1人で埼玉県春日部市の自宅を出発。帰宅予定の同日夜になっても戻らないため、妻が12日に同署に届け出ていた。

 「まんがタウン」(双葉社)に連載中の「クレヨンしんちゃん」は臼井さんの代表作で、春日部市に住む幼稚園児、野原しんのすけが主人公。海外でも人気があり、19日に台湾の中央通信が荒船山で発見された遺体が臼井さんの可能性があると報じたほか、香港紙「明報」(電子版)も20日午後、日本の警察当局が遺体の収容に向かったと速報した。【喜屋武真之介、畑広志、庄司哲也】



荒船山のがけ下で見つかった遺体の収容に向かう群馬県警のヘリ=群馬県下仁田町で2009年9月20日午後3時、本社ヘリから小出洋平撮影


荒船山のがけ下から臼井さんの遺体を吊り上げる群馬県警のヘリ=群馬県下仁田町で2009年9月20日午後3時9分、本社ヘリから小出洋平撮影



2009年9月20日 21時15分 更新:9月20日 21時40分


http://mainichi.jp/select/today/news/20090921k0000m040081000c.html

2009年9月17日星期四

刃物男、14人殺傷=厳戒の天安門広場付近-北京

刃物男、14人殺傷=厳戒の天安門広場付近-北京


 【北京時事】新華社電によると、中国の首都北京市の天安門広場近くで17日夕、男が刃物を振り回し、2人が死亡、12人が負傷した。男は駆け付けた警察官に身柄を拘束された。男の身元や動機などは分かっていない。
 北京では10月1日に建国60周年を控えているほか、今月15日から4日間の日程で中国共産党の第17期中央委員会第4回総会(4中総会)が開かれており、厳戒態勢が敷かれていた。治安維持のため、市内各地には大量の市民ボランティアが動員されている。
 現場は同広場南側の前門近くにある「大柵欄」と呼ばれる下町の商店街。(2009/09/17-23:59)


http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2009091701137

2009年9月16日星期三

臓器移植:優先提供「配偶者と親子」に限定へ 厚労省方針

臓器移植:優先提供「配偶者と親子」に限定へ 厚労省方針
 厚生労働省は、改正臓器移植法に盛り込まれた脳死者の臓器を優先提供する親族の範囲について「配偶者と親子」に限定する方針を固めた。改正法は10年7月に全面施行されるが、親族への優先提供は1月に施行されるため、厚労省は年内に省令とガイドラインを改正する。

 改正法では脳死した場合、臓器提供者(ドナー)の書面での意思表示により親族に優先提供できることになった。この親族について厚労省は、法改正を巡る国会の審議で改正案を提出した議員が答弁した範囲を尊重した。

 改正法では、ドナー本人が生前に拒否していないか意思が不明な場合、家族の同意だけでも脳死下で臓器提供できる。この家族の範囲については、現行制度と同様に「両親や祖父母など2親等以内か同居の家族」とする方針を固めた。

 今後、脳死臓器提供への本人の意思確認や臓器別の移植者選定などの手続き、普及啓発などについて検討する九つの作業班を設置。小児の脳死判定基準などについても研究班で検討する。【河内敏康】



毎日新聞 2009年9月16日 18時19分


http://mainichi.jp/select/science/news/20090917k0000m040023000c.html

2009年9月15日星期二

コンビニ強盗:27歳容疑者、店員と事前に計画 札幌

コンビニ強盗:27歳容疑者、店員と事前に計画 札幌
 札幌市中央区のコンビニエンスストアで7月、現金約55万円が奪われた事件で、札幌中央署は15日、いずれも同区南7西10、無職、佐藤寿一(27)と村上竜介(27)の両容疑者を強盗容疑で再逮捕した。店に押し入った佐藤容疑者と店員だった村上容疑者は仲間で、事前に強盗計画を立てていたという。

 逮捕容疑によると、佐藤容疑者は村上容疑者と共謀のうえ7月15日午前3時半ごろ、同区南4東2の「サンクス札幌南4条東店」で、レジにいた男性店員(26)に包丁(刃渡り約20センチ)を突きつけて「金を出せ」と脅し、現金約55万円の入った袋を奪った疑い。

 同署によると、村上容疑者は店員として、当時男性店員とともに店内にいた。容疑について「身に覚えがない」と否認、佐藤容疑者は認めているという。

 両容疑者は以前、男性店員とともに別のコンビニに勤務。男性店員に因縁をつけてゲーム機を脅し取ったとして8月、恐喝容疑で逮捕されていた。【円谷美晶】


毎日新聞 2009年9月15日 22時39分


http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090916k0000m040144000c.html

2009年9月14日星期一

3000m級で初救助…ヘリ墜落、経験不足影響か

3000m級で初救助…ヘリ墜落、経験不足影響か
 乗員3人が死亡した岐阜県防災ヘリコプターの墜落事故で、墜落した「若鮎(あゆ)2」と、操縦士の朝倉仁さん(57)が、標高3000メートル級の北アルプスで遭難者をつり上げる山岳救助を行った実績がないことが、県の調べでわかった。


 県によると、若鮎2は1997年の運航開始以来、38件の山岳救助を実施。このうち2008年10月、乗鞍岳の2700メートル地点に着陸したのが、最も標高が高い場所での作業で、朝倉さんは副操縦士として参加した。制御が難しいホバリング(空中停止)での救助活動では、07年11月に恵那山の2100メートルで実施したのが最も高い地点だった。この時は朝倉さんが操縦士を務めた。

 標高が高い山岳地帯では、急激な天候の変化や気圧の低下でヘリの性能が下がるため、豊富な経験が必要とされる。県は今回、同機を出動させたことが適切だったか判断するため、出動経緯の把握を急いでいる。

 一方、岐阜県警は14日、事故後初めて捜査員約10人が墜落現場に下りて機体の残骸(ざんがい)などの実況見分を行った。この日は事故当時、現場で救助活動をしていた高山署員も同行し、墜落状況を説明した。

 また、運輸安全委員会も、事故機が接触した「ロバの耳」といわれる岩場を上空から視察。調査官らは岩場に約15メートルまで近づいたが、事故の痕跡は確認できなかったという。

(2009年9月14日21時31分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090914-OYT1T01023.htm?from=main5

2009年9月13日星期日

双子パンダ1歳、バースデー氷でおめでとう

双子パンダ1歳、バースデー氷でおめでとう


和歌山県白浜町、アドベンチャーワールドの双子のジャイアントパンダ「梅浜(メイヒン)」(雌)と「永浜(エイヒン)」(雄)が13日、1歳の誕生日を迎えた。

 2頭はすくすく育ち、生後200グラム以下だった体重も27キロ前後に。この日は、氷にリンゴなどを入れた“バースデーケーキ”が贈られた。

 約500人がお祝いに詰めかけ、「お誕生日おめでとう」の歓声に、驚いた永浜がひっくり返るハプニングも。

 夫婦で訪れた結婚2年目の主婦(25)は「私たちも双子がほしいな」と話していた。

(2009年9月13日22時07分 読売新聞)

バースデーケーキ形の氷をプレゼントされた双子のパンダ=伊東広路撮影


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090913-OYT1T00719.htm

2009年9月12日星期六

救助の隊員、とっさにフック外す=墜落直前、ロープ揺れ-3人死亡の防災ヘリ事故

救助の隊員、とっさにフック外す=墜落直前、ロープ揺れ-3人死亡の防災ヘリ事故

岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳で遭難救助中の県防災ヘリコプターが墜落、3人が死亡した事故で、救助活動に当たっていた県防災航空隊の土田裕次さん(36)が墜落直前、ヘリと自分たちをつなぐロープのフックをとっさの判断で外し、難を逃れていたことが12日、分かった。荻山博之県防災課長が同日午後、同県各務原市の県防災航空センターで会見し、土田さんの証言を基に事故当時の様子を説明した。
 同課長によると、土田さんは登山中に倒れ死亡した冨沢薫さん(64)=宮城県山元町=救助のため、高山署員と共にヘリからロープで降下、搬送準備が完了したため、ヘリに無線で連絡した。ヘリが現場上空に移動し、空中静止(ホバリング)中、近くをガスの塊が通り過ぎるのを目撃した。
 その後、ヘリからのロープをつなぐフックを自分に取り付け、冨沢さん救出のため最終点検をしていたところ、上空で「バン」という音がした。白いもやではっきりしなかったが、ヘリが横向きになっていたように見え、ロープが左右に大きく揺れたため、とっさにフックを外したという。
 墜落の様子は、はっきりと見ていないという。(2009/09/12-19:19)





http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009091200285

2009年9月11日星期五

元気いっぱい「100歳」楽しむ

元気いっぱい「100歳」楽しむ

全国の100歳以上の高齢者が今月15日時点で初めて4万人を突破することが11日、厚生労働省の発表で明らかになった。国会中継の視聴を欠かさない最高齢の男性、月に2回はゴルフコースに出るという元博多駅長。

 各地の100歳以上のお年寄りは、それぞれの老後を元気いっぱいに楽しんでいた。

◆国会中継必ずテレビで◆

 「責任の重さみたいなのを痛感しとります。1日でも長く元気でおりたいですな」。国内の男性で最高齢の112歳の京都府京丹後市の木村次郎右衛門さんは、背筋をぴんと伸ばしながら、そう話した。

 1897年(明治30年)生まれで、近くの郵便局に約40年間勤めた。現在は、天眼鏡を手に新聞を隅から隅まで2、3時間かけて読むのが日課で、テレビで国会中継があれば必ずチャンネルを合わせる。「時代についていけないようではあきません」

 長男の嫁の泰子さん(80)と孫の嫁の栄子さん(56)の3人暮らし。盆や正月に子ども5人、孫14人、ひ孫25人、玄孫(やしゃご)9人が集まるが、今年6月に男性最高齢になってからは、訪問客が絶えないという。「大勢の方にほめていただいて天にも昇る気持ち」と笑顔を見せた。

◆月2回はゴルフコースに◆

 博多駅長を務めた元国鉄マン、福岡市城南区の井手干樹(たてき)さんも今年6月に100歳を迎えた。

 1909年(明治42年)生まれで、旧制中学を卒業後、国鉄に入り、54歳で退職した。その前年の63年、現在の博多駅の駅舎が開業した初日に、「建物にふさわしい立派なサービスを」と駅員に訓示したのが思い出だ。

 今年6月、妻を亡くし、一人暮らし。趣味の一つは48歳で始めたゴルフで、今も月2回ほどコースに出て、18ホール回る。あるゴルフ場で、申込用紙の生年月日欄に昭和、大正はあったが、明治はなかった。「明治の人はもう来ません」と言われ、「ここに来とるじゃないか!」。従業員の驚いた顔を思い出すたび、100歳の現役ゴルファーは笑いがこみ上げるという。

新聞を読むのが日課の木村次郎右衛門さん
ゴルフの素振りを欠かさない井手干樹さん


(2009年9月11日15時51分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090911-OYT1T00753.htm

2009年9月10日星期四

体操ロボ:介護予防に「たいぞう」 演技30種類こなす

体操ロボ:介護予防に「たいぞう」 演技30種類こなす

介護予防に役立つ体操を実演する人間型ロボット「たいぞう」を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などが開発した。老人ホームでの実験では、体操に取り組む意欲の向上に役立ったという。

 「たいぞう」は身長約70センチ、体重約7キロ。20カ所ある関節を動かし、茨城県立健康プラザの大田仁史管理者が考案した「シルバーリハビリ体操」の演技30種類をこなす。「こんにちは」「次の体操をしますか」など声での受け答えもできる。

 昨年から体操の指導者役と共に老人ホームなど5施設を訪問した。かわいい姿が人気で、認知症のお年寄りも動きをまねてくれたという。

 1台約80万円と高価なためコストダウンを目指す。また、共同研究したロボット開発会社「ゼネラルロボティックス」(つくば市)がリースなどで普及を図るという。【高木昭午】

転倒予防に役立つ体操をしてみせる「たいぞう」。右は体操を開発した大田さん=茨城県つくば市の「つくば研究支援センター」で2009年9月10日午後2時半過ぎ、高木昭午撮影

毎日新聞 2009年9月10日 20時13分(最終更新 9月10日 20時25分)


http://mainichi.jp/photo/news/20090911k0000m040073000c.html

2009年9月9日星期三

現金盗難:「お札を見せて」佐賀でも被害 外国人風男ら

現金盗難:「お札を見せて」佐賀でも被害 外国人風男ら


日本の紙幣収集を装った外国人風の男らによる現金盗難が福岡県などで相次ぐ中、佐賀市の書店でも同様に13万円が盗まれていたことが分かった。手口などから佐賀県警は福岡県と同一のグループがかかわったとみて捜査する一方、注意を呼び掛けている。
現金盗難:「お札を見せて」佐賀でも被害 外国人風男ら

 佐賀署によると、5日午後5時半ごろ、外国人とみられる3人組の男が佐賀市の書店を訪れ、1人が「お札を見せて」などと片言の日本語でレジの店員に話しかけた。男は店員から渡された1万円札1枚を見た後「スタンプと番号が見たい」とレジに手を伸ばし、紙幣数十枚をつかみ取って一枚一枚確認した後、店員に返して店を出た。この間他の2人は、別の店員に地図を広げて場所を尋ねるなどしていたという。

 その後店員がレジを確認すると、1万円札9枚と5000円札8枚の計13万円が抜き取られ、男がお札をポケットに入れる様子が防犯ビデオに映っていた。3人組の2人は白人風。もう1人は茶色っぽい肌だったという。

 この書店の関係者は「まさか、目を離した一瞬のすきに取られるとは思わなかった」と話している。【田中韻】

福岡県大川市の玩具店の防犯カメラに映った店員に紙幣の交換を求める外国人風の男=福岡県警提供





毎日新聞 2009年9月9日 20時18分(最終更新 9月9日 20時35分)
http://mainichi.jp/photo/news/20090910k0000m040072000c.html

2009年9月7日星期一

豊作祈願、太鼓や三味線に合わせ「大造り物」行く

熊本県山都町で6日、豊作を祈願する八朔祭の呼び物「大造り物引き廻し」が行われ、多くの見物客を楽しませた。

 大造り物は竹や杉、ススキといった自然素材で製作した巨大な人物や動物を台車に乗せたもので、町内の商店街組合や高校、町役場が1か月ほどかけて完成させた。今年は古代ローマの将軍カエサルや虎など9基が太鼓や三味線の音に合わせて引かれ、タイガーマスクの大造り物はマスクをして新型インフルエンザの予防を呼びかけた。

商店街を引き回される「大造り物」(熊本県山都町で)=鳥山文子生撮影


(2009年9月7日17時43分 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090907-OYT1T00786.htm

2009年9月6日星期日

ダチョウの免疫力“投入”…食中毒防ぐ「納豆」

ダチョウの免疫力“投入”…食中毒防ぐ「納豆」
ぐるめ
 免疫力が強いダチョウの抗体を利用し、食中毒を防ぐ効果を狙った納豆を、京都府立大の塚本康浩教授の研究チームが、アサヒ食品工業(兵庫県明石市)と共同で開発した。


 塚本教授が開発したダチョウ抗体は、インフルエンザの防護マスクに塗布されて商品化されており、今回は腸内の悪玉菌をターゲットにした。

 病原体をダチョウに注射すると、約2週間後に産んだ卵の中に大量の抗体ができる。この方法で食中毒菌などに対する抗体を持つ卵を作り、その粉末を納豆のたれに混ぜた。「納豆ぢから」と名付けて、10月から関西で試験的に販売する予定。塚本教授は「抗体が、胃や腸の中で悪玉菌と反応してくれれば」と期待する。今後、ふりかけやビスケットなど色々な食品につなげていく予定だ。「納豆ぢから」は、9日から3日間、大阪市の「インテックス大阪」で、全国29大学が企業と開発した食品が並ぶ「メイド・イン・キャンパス ぐるめ街道」で紹介される。

(2009年9月6日14時43分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090906-OYT1T00094.htm

2009年9月5日星期六

国内最古級の電車、保存検討…福井

国内最古級の電車、保存検討…福井


えちぜん鉄道(本社・福井市)が保有している国内最古級の電気機関車「テキ6形6号」の保存と展示に向けた協議が、関係者の間で進められている。「テキ6」の愛称で呼ばれ、現在は同鉄道勝山駅(勝山市遅羽町比島)の2番線で保管中。同鉄道と協力して保存を検討している勝山市は「テキ6は織物産業で栄えた勝山を支えてくれた電車。織物の街の新たなシンボルになれば」としている。(青木さやか)

 テキ6は1920年製。全長約7・3メートル、幅約2・4メートル、高さ約3・7メートルで、最高時速は30キロ。福井市と奥越地方との間を貨車を牽(けん)引して木材や織物製品などを運んでいたが、道路交通網の発達とともに需要が減り、2000年に役目を終えた。

 同鉄道によると、テキ6は今年3月まで福井市志比口の同鉄道車両基地で保管。今春、車両基地を福井市内の別の場所に移した際、基地が狭くなったことや、車両の維持費がかさむことなどから、解体も検討していたという。8月に勝山市内で行われたイベントの際に勝山駅でテキ6を展示したところ、市民らが注目。その人気ぶりに同市も「イベント後も駅にテキ6を置いてほしい」と申し出て、同鉄道も市に譲渡を提案したという。

 同市は現在、同駅周辺の整備計画を立案中。整備に合わせてテキ6の展示場所を設けることも検討しており、同鉄道や地元の区長連合会などでつくる協議会の場でも説明を進めている。市都市政策課によると、テキ6の展示場所としては、駅前に新設する公園内や、同駅構内などが候補にあがっているという。

 テキ6は、手入れを続けてきたことから今も自走可能。福井大の川上洋司教授(建築工学)は「古い電車は、昔の産業や市民の生活を知る上で重要な遺産。テキ6の場合、今も走るという利点を生かせば、価値の高い観光資源になり得るのでは」と話している。


保存に向けた協議が進む「テキ6」(勝山市のえちぜん鉄道勝山駅で)


(2009年9月5日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20090905tb04.htm

2009年9月4日星期五

「漢方巨峰」児童ら収穫岡垣

岡垣町高倉、山田果樹園で3日、同町の戸切小3年の児童15人が、漢方薬を混ぜた肥料などを使って育てる「漢方巨峰」の栽培方法を学んだり、収穫を楽しんだりした。

 児童は、総合的学習時間の一環として訪れ、経営者の山田進さん(58)から虫よけのために房に袋をかぶせるなどの栽培に関する説明を受けた。その後、たわわに実った房を丁寧に収穫し、1粒ずつ口に入れては「甘くておいしい」と喜んでいた。

 漢方巨峰は肥料や農薬に農業用の漢方薬を加えて栽培する。町内の6戸でつくる岡垣漢方巨峰部会が約5ヘクタールで年間約50トンを生産している。ブドウ狩りなどの問い合わせは町観光協会(093・282・1211)へ。


ブドウ狩りを楽しむ児童たち



http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090903-OYT8T01137.htm

2009年9月3日星期四

最高齢15歳のヤンバルクイナ死ぬ、老衰か

最高齢15歳のヤンバルクイナ死ぬ、老衰か

沖縄本島北部に生息する国の天然記念物・ヤンバルクイナの飼育、繁殖に取り組む環境省やんばる自然保護官事務所(沖縄県国頭村)は3日、飼育下で最高齢だったオス(推定15歳)が死んだと発表した。老衰とみられる。

 発表によると、このオスは1995年6月に1歳程度で保護され、同省の委託で同県名護市の動植物園「ネオパークオキナワ」が飼育していた。

 2006年にはメスとのペアリングで人工繁殖に初めて成功。8月になって弱り始め、同月29日に死んだ。解剖したところ、老齢の鳥によくみられる拡張性心筋症を患っていた可能性が高いことがわかった。

 死ぬ前に治療した同県うるま市のNPO法人「どうぶつたちの病院」理事長で獣医師の長嶺隆さん(46)は「生態が似ているグアムクイナが飼育下で17歳まで生きた記録がある。今回の事例とあわせて判断すると、15歳前後が寿命と考えておかしくない」と話している。


死亡したヤンバルクイナ(08年1月撮影)=ネオパークオキナワ提供



(2009年9月3日20時49分 読売新聞)


##ヤンバルクイナ##
やんばる‐くいな〔‐くひな〕【山原水鶏】


クイナ科の鳥。全長約30センチ。顔は黒く、上面は緑褐色、下面は黒と白の横縞模様で、くちばしと脚が赤い。飛翔力はほとんどない。沖縄本島北部の山林にすむ特産種。昭和56年(1981)新種として記載。天然記念物。


http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945694/news/20090903-OYT1T00961.htm

2009年9月2日星期三

タイ:紙飛行機大会で訪日の夢…12歳に「無国籍」の壁 

タイ:紙飛行機大会で訪日の夢…12歳に「無国籍」の壁 
 【チェンマイ(タイ北部)西尾英之】タイ北部チェンマイの小学校に通うモン・トンジー君(12)が、紙飛行機の滞空時間を競う大会のタイ予選で優勝、千葉市で今月開かれる本大会に招待された。しかしモン君の両親は14年前にミャンマーからタイに逃れた難民。モン君は「無国籍」扱いのためパスポート発給が受けられず、このままでは日本に行けない。「日本の空に僕の紙飛行機を飛ばしたい」と訴えるモン君に、同情の輪が広がり始めている。

 将来の夢は「パイロットか飛行機のエンジニア」というモン君の紙飛行機は、タイ予選で12秒以上の滞空時間を記録して小学生の部で優勝。9月19、20日に千葉市の幕張メッセで開かれる「全日本折り紙ヒコーキ大会」(主催・日本折り紙ヒコーキ協会)への参加資格を得た。

 だが、モン君の国籍問題が立ちはだかった。関係者はタイ政府に、特例の渡航書類を発給するよう要請。しかし2日、モン君に内務省幹部は「発給は難しい」と伝えた。

 涙ながらに「日本の大会に出たい。助けてほしい」と訴えるモン君の姿は同日夕の地元テレビニュースで大きく報じられた。一部の政治家からも「少年に同情している」との声が出ている。

 モン君が通う小学校は、80人の児童のうち50人がモン君同様の「無国籍児」だ。ドゥアングリット校長(64)は「彼が日本へ行けば、同じ境遇の子供たちに夢を与えることができる」と話した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090902-00000128-mai-soci

2009年9月1日星期二

変色硬貨:新品500円が赤茶色に 運送袋の接着剤が原因

変色硬貨:新品500円が赤茶色に 運送袋の接着剤が原因
2009年9月1日 19時47分 更新:9月1日 19時57分

 赤茶色に変色した新品の500円硬貨が神奈川、長野両県の金融機関で大量に見つかった問題があり、日銀と造幣局(大阪市北区)は1日、硬貨運送用布袋の接着剤の硫黄成分が硬貨に触れ、化学反応を起こしたのが原因だったと発表した。布袋は日銀が入札で発注し、国内メーカーが約8万袋を製造したが、現在は使っていないという。日銀は「接着剤の使用は想定外。発注の仕様書を改めるなどしたい」と話している。

 日銀などによると、接着剤は布袋(縦約57センチ、横約24センチ)外側の底部の縫合部分に使用され、内部に染み出たとみられる。変色硬貨は宮城、新潟、大阪、兵庫、広島、山口、沖縄の7府県(8月31日現在)の金融機関でも見つかり、約500枚の10円硬貨を含め計約5400枚。いずれも市場には流通していないとみられる。すべて造幣局が回収し、溶解して硬貨の製造原料にする。【小林慎】

http://mainichi.jp/select/today/news/20090902k0000m040044000c.html