2009年9月10日星期四

体操ロボ:介護予防に「たいぞう」 演技30種類こなす

体操ロボ:介護予防に「たいぞう」 演技30種類こなす

介護予防に役立つ体操を実演する人間型ロボット「たいぞう」を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などが開発した。老人ホームでの実験では、体操に取り組む意欲の向上に役立ったという。

 「たいぞう」は身長約70センチ、体重約7キロ。20カ所ある関節を動かし、茨城県立健康プラザの大田仁史管理者が考案した「シルバーリハビリ体操」の演技30種類をこなす。「こんにちは」「次の体操をしますか」など声での受け答えもできる。

 昨年から体操の指導者役と共に老人ホームなど5施設を訪問した。かわいい姿が人気で、認知症のお年寄りも動きをまねてくれたという。

 1台約80万円と高価なためコストダウンを目指す。また、共同研究したロボット開発会社「ゼネラルロボティックス」(つくば市)がリースなどで普及を図るという。【高木昭午】

転倒予防に役立つ体操をしてみせる「たいぞう」。右は体操を開発した大田さん=茨城県つくば市の「つくば研究支援センター」で2009年9月10日午後2時半過ぎ、高木昭午撮影

毎日新聞 2009年9月10日 20時13分(最終更新 9月10日 20時25分)


http://mainichi.jp/photo/news/20090911k0000m040073000c.html

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