日本の紙幣収集を装った外国人風の男らによる現金盗難が福岡県などで相次ぐ中、佐賀市の書店でも同様に13万円が盗まれていたことが分かった。手口などから佐賀県警は福岡県と同一のグループがかかわったとみて捜査する一方、注意を呼び掛けている。
現金盗難:「お札を見せて」佐賀でも被害 外国人風男ら
佐賀署によると、5日午後5時半ごろ、外国人とみられる3人組の男が佐賀市の書店を訪れ、1人が「お札を見せて」などと片言の日本語でレジの店員に話しかけた。男は店員から渡された1万円札1枚を見た後「スタンプと番号が見たい」とレジに手を伸ばし、紙幣数十枚をつかみ取って一枚一枚確認した後、店員に返して店を出た。この間他の2人は、別の店員に地図を広げて場所を尋ねるなどしていたという。
その後店員がレジを確認すると、1万円札9枚と5000円札8枚の計13万円が抜き取られ、男がお札をポケットに入れる様子が防犯ビデオに映っていた。3人組の2人は白人風。もう1人は茶色っぽい肌だったという。
この書店の関係者は「まさか、目を離した一瞬のすきに取られるとは思わなかった」と話している。【田中韻】

毎日新聞 2009年9月9日 20時18分(最終更新 9月9日 20時35分)
http://mainichi.jp/photo/news/20090910k0000m040072000c.html
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