2009年9月3日星期四

最高齢15歳のヤンバルクイナ死ぬ、老衰か

最高齢15歳のヤンバルクイナ死ぬ、老衰か

沖縄本島北部に生息する国の天然記念物・ヤンバルクイナの飼育、繁殖に取り組む環境省やんばる自然保護官事務所(沖縄県国頭村)は3日、飼育下で最高齢だったオス(推定15歳)が死んだと発表した。老衰とみられる。

 発表によると、このオスは1995年6月に1歳程度で保護され、同省の委託で同県名護市の動植物園「ネオパークオキナワ」が飼育していた。

 2006年にはメスとのペアリングで人工繁殖に初めて成功。8月になって弱り始め、同月29日に死んだ。解剖したところ、老齢の鳥によくみられる拡張性心筋症を患っていた可能性が高いことがわかった。

 死ぬ前に治療した同県うるま市のNPO法人「どうぶつたちの病院」理事長で獣医師の長嶺隆さん(46)は「生態が似ているグアムクイナが飼育下で17歳まで生きた記録がある。今回の事例とあわせて判断すると、15歳前後が寿命と考えておかしくない」と話している。


死亡したヤンバルクイナ(08年1月撮影)=ネオパークオキナワ提供



(2009年9月3日20時49分 読売新聞)


##ヤンバルクイナ##
やんばる‐くいな〔‐くひな〕【山原水鶏】


クイナ科の鳥。全長約30センチ。顔は黒く、上面は緑褐色、下面は黒と白の横縞模様で、くちばしと脚が赤い。飛翔力はほとんどない。沖縄本島北部の山林にすむ特産種。昭和56年(1981)新種として記載。天然記念物。


http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945694/news/20090903-OYT1T00961.htm

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