行方不明:小5男子、家族と登山中に 宮崎・韓国岳
2009年11月1日 20時11分 更新:11月1日 22時12分
宮崎県えびの市のえびの高原から韓国(からくに)岳の登山道を家族5人で登っていた宮崎市大坪西2、市立大淀小学校5年生の宮田将希君(11)が、10月31日から行方不明になっている。消防署員や自衛隊員らが1日、1100人態勢で捜索したが午後5時で打ち切った。手掛かりはないという。
県警えびの署によると、将希君は、父、母、妹、祖父とともに、31日午前11時20分ごろから山頂を目指して登り始めた。将希君は2合目付近から1人で先に登り、頂上でも将希君が見当たらなかったため下山し、午後3時20分ごろ、署に通報した。
31日は好天で登山客も多く、山頂から南西1.8キロの大浪池へ向かうルートや、同ルートの途中にある避難小屋付近で少年を見かけたとの情報もあったという。
捜索隊に加わり、1日夕、会見した父の康史さん(40)=宮崎市職員=は「すごく寒いと思う。とにかく今晩は頑張ってほしい。明日、必ず見つけるから……」と目頭を押さえた。
将希君は身長140センチ。白い長袖Tシャツの上に黒色のパーカ、紺色のジャージー姿。リュックにはおにぎり、お菓子、ジュースのペットボトルが入っているという。
韓国岳は霧島連山の最高峰で標高1700メートル。えびの高原の登山口からなら、大人の足で約1時間で山頂に着くという。【小原擁、川上珠実】
http://mainichi.jp/select/today/news/20091102k0000m040051000c.html
沒有留言:
發佈留言