

2008年09月04日
静岡県伊豆市の静かな別荘地が前代未聞の珍事件に見舞われた。
県警が女性の死体遺棄事件を発表し、
本格捜査を始めた後になって
遺体はダッチワイフだったと判明したのだ。
仰天の捜査の顛末を追った。
1日午前10時20分ごろ、
日ごろは事件の扱いもさほど多くない大仁署のしじまを
1本の通報が破った。
犬の散歩をしていた女性(59)が
市道から約5メートル下の林の中に
人の形をしたビニール包みを発見。夫(57)が
「ビニールシートに包まれた遺体がある」と通報したのだ。
同署は鑑識など捜査員約15人を現場に急行させた。
“遺体”は身長約170センチで頭と胴、足首の3カ所が
緑のビニールの上からひもで縛られていた。
髪だけが見え、触ると弾力があり、署は「女性」と判断。
署での検視を決め、非常線を張り現場保存に入った。
重大事件に本部でも“殺し”の捜査1課が動き、
聞き込みなどの要員約30人を現場に向かわせた。
「防災の日」とあって本部に詰めていた記者が異変をキャッチ。
記者の問い合わせを受け、署は「死体遺棄事件」を報道発表し、
地元紙は夕刊に「伊豆の山林に遺体」と現場写真付きで報じた。
慎重に“遺体”を署に運び、検視に取りかかったのが午後2時半ごろ。
ビニールを開いたとたん一気に緊張が解けた。
被害者の身元は精巧なダッチワイフと即座に判明。
ビニールもよくよく見ればダッチワイフ専用の袋だった。
署幹部は「においがしないことが不自然だったが、
殺人事件とあって軽々にビニールを開けなかった。
あまりにリアル過ぎた」
と恐縮しきり。
人形には“暴行”の跡もはっきり残っており、
署は遺棄の動機を、さんざん使った揚げ句、
「恥ずかしくて山に捨てた身勝手な犯行」とみている。
http://stat001.ameba.jp/user_images/d2/4b/10091664808.jpg
日警充氣娃娃誤當棄屍
2008年09月04日
日本靜岡縣伊豆市周一發生了一宗「烏龍」兇殺案。一對夫婦早上遛狗時,在山林中發現一具「棄屍」,驚惶報警,警方大舉出動,封鎖現場調查,「兇案」更成為當天晚報頭條。後來屍體送往檢驗,驗屍官打開捆得緊緊的膠布,卻發現「死屍」原來只是性玩具。
由頭到腳緊裹膠布
「屍體」被發現時,由頭到腳有膠布裹,頸、腹和腳踝都被緊緊捆縛,只有一些髮絲飄出;最初到場的 15名警員未有打開檢視,原封不動地送到驗屍官處,直到下午,驗屍官剪開膠布,見到是個充氣娃娃,才知擺了大烏龍。
警方其後對「虛報」駭人兇殺案,引起驚恐,表示歉意,但強調警員並無失職,只是按照規矩、避免不慎破壞證據,才沒有先檢視屍體。發言人亦不忘訓斥「垃圾蟲」把顯然曾被多次使用的充氣娃娃胡亂棄置,「極之不負責任」。
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