2009年6月16日星期二

幼児座席、体重守って! 自転車耐久試験 超過で破断、脱落

幼児座席、体重守って! 自転車耐久試験 超過で破断、脱落
6月16日7時59分配信 産経新聞
7月の自転車3人乗りの解禁を前に、国民生活センターが幼児用座席を付けた自転車の耐久試験を実施した結果、子供の重さ制限を超えた場合に自転車と座席の接合部が破断し、座席が脱落しやすいことが15日、分かった。脱落による子供の転落事故も報告されており、センターでは「座席に乗せても可能かどうか、子供の体重は必ず確認してほしい」と呼びかけている。

 センターは先月までに、国内で販売されている荷台付きの自転車7機種で幼児用座席を積載した場合の耐久試験を実施した。

 その結果、「幼児用座席を取り付け可能」と表示している荷台付き自転車3機種の場合、制限体重をオーバーしても破断はなかった。しかし、表示のない荷台付き自転車4機種に幼児用座席を取り付け、体重を4キロ超えた22キロの人形(6歳児を想定)を乗せたところ、いずれも破断し、座席は脱落した。

 同センターは「荷台が付いていれば、幼児用座席の取り付けは可能だが、構造上強度が十分でないので、『幼児用座席を取り付け可能』と表示された自転車を使用することが望ましい」としている。

 また、座席に乗せても大丈夫な子供の体重については、同センターが消費者約300人にアンケートしたところ、「5~6歳児で体重15~22キロ」が過半数を占めていたことから、「余裕をもって18~25キロが積載可能であることを確認してほしい」と注意喚起した。

 これまで、各地の消費生活センターに寄せられた相談のなかでは、座席と荷台や、荷台と自転車本体の接合部が破断して子供が転落し、けがをした例が報告されている。


幼児用座席を取り付けた自転車(左)と耐久試験で破断した座席(右手前)=東京都港区の国民生活センター(写真:産経新聞)











http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000037-san-soci

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