2009年6月11日星期四

たれ付け直して味調整=「中国のかば焼き濃過ぎる」-浜伸ウナギ産地偽装・警視庁

たれ付け直して味調整=「中国のかば焼き濃過ぎる」-浜伸ウナギ産地偽装・警視庁
 食品加工会社「浜伸」(東京都中央区)のウナギ産地偽装表示事件で、同社が「中国産は味が濃過ぎる」として、かば焼きのたれを付け直して味を調整した上で、偽の原産地証明書を提出していたことが10日、分かった。
 警視庁生活経済課は偽装の隠ぺい工作とみて、同社会長の中村驥容疑者(67)らを本格的に取り調べる。連絡が取れなかった関連会社「弥生」社員の男(65)も出頭し、新たに逮捕した。容疑を否認しているという。
 都の調査や捜査関係者らによると、同社は中央区築地の市場で、中国で加工、冷凍された同国産のウナギのかば焼きを入手した。
 その後、調布市などの自社工場で、従業員が手作業で、ペーパータオルでかば焼きに付いたたれを1枚ずつふき取り、別のたれを付け直した上、個別包装して出荷。「鹿児島県産」などと印刷したシールも張っていた。
 中村容疑者は「中国のたれは味が濃いから、日本人向けに付け直す必要がある」と話していたという。
 販売先には、鹿児島県大隅地区で養殖したとする偽の原産地証明書を提出したが、「隅」の字を「隈」と誤記載するずさんさで、発行元とされた生産者には、実在する宮崎市の養殖業者の名前を勝手に使っていた。
 価格はほかの業者より少し安かったが、「1年物で若干古いから」と説明していたという。(2009/06/11-00:50)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date1&k=2009061000952

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